★自由・勝手・気ままな暮らしのために・・・
入居者お一人ひとりの意思および人格を尊重し、入居前の居宅における生活と入居後の生活が連続したものとなるよう配慮しながら、自律的な日常生活を営むことを支援します。
★遊びの追及をする・・・
人間が求める生き生きとした豊かな生活とは「遊び」ができる生活です。その「遊び」とは、個人の時間と空間をその人個人が自由に活用することです。
できればその人が責任を持つことができる生活です。
これに尽きると考えます。
自分らしくいられるように、何を大切にしているのか、何を望んでいるのか。
施設に入居されることは身体的・環境的においてなんらかのハンディキャップをもっておられます。
職員一同、利用者の心を静かにみつめ、お一人おひとり個人の生き方を支えること。
そして生き方が変われば支え方がおのおの変わるのだということ。
またその支え方も、同情・哀れみ・なぐさめでは決してなく、ごく「自然な労りの心」であります。ごくノーマルな働きかけで感じ取っていただくことであります。
老人ホームの生活が多種多様に叫ばれる中、一番素晴らしいホームとは技術・知識を超えたノーマルなライフ。『遊び』ができるホームと考えます。
そして何よりも大切なことは、
1,ゆっくり楽しみながら食事を召し上がっていただけること
2,ゆっくり静かに入浴していただけること
3,きれいにやさしく排泄物を取ってさしあげること
当然のことながら、しっかり基本を実施することであります。